和室でつながる2世帯　適度な距離感

「心地よい距離感が生み出す、家族との楽しい生活」がコンセプトのK様邸。
生活スタイルの違いも考慮し、「玄関も別にする」アイディアを採用しています。

和室は、家族同士のふれ合いの場として、お客さまを迎える応接室として、シチュエーションに合わせた使い方が可能。
リビングと隣り合わせの設計で、部屋を隔てても気軽に往来や会話を楽しめます。

LDKの床は、一面木の香りが心地よく漂う無垢材で、裸足に吸い付くような心地よさが魅力。
自然素材ならではの温もりがあり、心までほっこりさせてくれるでしょう。
また、リビングは日当たりを考えて南向きに設置。
淡いグリーンのクロスは無垢材との相性も良く、いやしをもたらしてくれます。

欲しいところに欲しいものが手に届く収納性と、家事をスムーズにしてくれる動線。
これらも便利で快適な住まいを構成する大切な要素です。

玄関扉を開けると、そこにはすぐに手洗いができる洗面スペースが。
外から帰ってきた子どもの健康を考えたうえでのやさしいアイディアです。
リズミカルな色合いのタイルと、レンガ調の壁紙が、楽しい雰囲気の玄関にしてくれます。

子ども部屋は今のところ、いろんな遊びが楽しめるフリースペースです。
これが、子どもが大きくなれば「ふたつの部屋に仕切られた空間」へとチェンジします。
子どもの成長に合わせて使い方を変えられる。
そんな自由度の高さがポイントです。