こんにちは住宅設計課の吉田です。
前々からご紹介していた長浜市祇園町のモデルハウスが完成しましたのでプロが撮影した写真とともにご案内します。(ブログ内覧会?)
コンセプトは「アーバンモダン」です。
まず外観は、白色=塗り壁・グレー=窯業系サイディングです。
サッシ枠は黒色になっています。玄関ドアの縁も黒色なのが分かりますか?
こちらはブラックウォールナットの扉色限定の枠色です。
総2階なので形がすっきりしていてこれぞシンプルイズベスト。
中に入ります。
玄関扉を開けると、
「ロ」の字の玄関収納です。
このタイプの玄関収納、じつはお客様の家ではあまり採用しません💦
個人的な見解ですが、壁に対してかなりの面積をとるのでどうしても「圧」が出てきてしまうからだと思います。
ですが今回はその「圧」を逆手に取ってみて木目シートの美しさと石目調シートの異素材感を凝らしてみました。
石目調の部分が少し「外した」感じになってクラシカルになりすぎず、若い方でも受け入れやすいのではないのでしょうか。
次にLDKに入りましょう!
憧れのアイランドキッチン。天板が薄く、コンクリ調なのがとってもおしゃれですよね。
全体的なカラーとして「ウォールナットの茶」「黒」「石目やコンクリのグレー」でシックにまとめています。
この畳はなんだ!?と、昔ながらの方には怒られてしまいそうですが(笑)、
畳感を無くしつつ周りと融合させたかったので、墨染色の畳に框をブラック塗装
段上げの部分のクロスを黒レザー調に、最近新登場したPanaの黒色巾木を合わせてみました。
思ってた以上にハードな仕上がりになりました(笑)でも、この仕上がり以外の最適案は考えられないと自負しています!
細かい納まりなどを現場監督にはちゃめちゃにお願いしていたのですが、このように上手く設えてもらえて嬉しいです。
あとは畳に寝っ転がるとこんな光景。
開放的。
このモデルは全体的に重いトーンで仕上がっているので光を吸収しやすく、
選ぶ壁紙の色によっては日中でも暗く感じてしまいます。
エレガントや落ち着きという点ではグレー系の壁紙は全然ありです!!
ですが、今回は壁面に暗い色が多かったので思い切って真っ白な壁紙にしました。
上手く反射しているので、暗くなりやすいという欠点を補ってくれました。
続きます。洗面空間。
当初選定していたタイルが欠品しており、このタイルが補欠合格となりました。
周りと色が合っているからでしょうか、意外と相性良いなぁと感じます。
最後に2階です。2階の間取り等は本当にシンプルですので割愛して…💦
1階はダーク調でしたので、2階はコンセプトは保ちつつ少し柔らかい色合いにしました。
1階が黒石目調が似合うならば、2階は白石目調が似合うと言いましょうか。
個人的にはFrancfrancとかが合いそうな雰囲気だなぁと思います。
掻い摘んでの説明になりましたが、実際に間近で見ると感じ方が全然違うと思います。
今この説明を見て「めっちゃくちゃいいじゃん!」と思っていても実際に触れたり目にすると思っていたのと結構違ったり、
私の好きな感じではないなと思っていても、素材や色の組み合わせ方等々、部分的に気に入る箇所があると思います。
なので、まずは見に来てください!
是非多くの方をご案内できることを楽しみにしています(^o^)