こんにちは。秀平です。GWは連休を頂いて、加賀片山津温泉に行ってきました!!
片山津温泉には有名建築家の設計による建物がありまして。。。実は私、温泉よりもこちらが楽しみでした☆
『加賀片山津温泉 総湯』 ニューヨーク近代美術館 新館や東京国立博物館 法隆寺宝物館、豊田市美術館などを手がけた谷口吉生氏の設計です。柴山潟の湖畔にたたずむガラス張りの建物で、遠くには白山連峰を望む雄大な景色を堪能できるロケーションとなっています。。。が、時間が無くてこちらは表から見ることしかできませんでした。残念・・・。
『総湯』を通り過ぎて、向かった先は・・・『雪の科学館』 アートプラザや北九州市立美術館を代表作とする磯崎新氏が設計を手がけたこちらの建物は、雪の結晶の研究を経て世界で初めて人工雪を作った中谷宇吉郎博士の偉業を讃える、雪をテーマとした科学館です。白山を望み、柴山潟に接するという環境をとりこみ、雪をイメージした六角塔3つを配置して設計されています。
2階の入り口です。
エントランス部分の天井はガラス張りのトップライトとなっています。雪の結晶のようにデザインされた屋根の向こうには空の青、白い壁には結晶の影が落ち込んで、科学館のテーマである雪を美しく表現しています。
展示室を抜けると、中庭 “グリーンランド氷河の原” があります。この中庭には中谷氏が晩年を過ごしたグリーンランドのモーレン(氷堆石)から運ばれた約60トンの石が敷かれています。中庭の先に見えるのは喫茶店。開放的なガラスの向こうには、柴山潟の見事な眺望が広がります。
こちらの科学館では、数回降るとカチンと凍ってしまうペットボトルの水、 冷凍庫の中でキラキラと舞う “ダイヤモンドダスト” 、氷のペンダント作りなど、美しくふしぎな実験が楽しめます。しかも、高校生以下は無料!!!美しい建築、楽しい実験、素敵なカフェ・・・。初めて訪れたのですが、もう一度行きたい場所となりました。